慶應看護100年!日本、世界で活躍される方々が、無報酬でも貢献したい理由②
【慶應看護100年!日本、世界で活躍する方々が無報酬でも、貢献したい理由②】
こんばんは
ナイチンゲールの誕生日であり、看護の日であった5月12日に、慶應看護100年式典が開催されました。
詳しくは、前回にて
慶應看護を引き継ぐ、ご縁のあった人達は、どのような意志のもと、取り組んでいるのでしょうか?
様々な役職を持たれ、講演依頼をすれば、それなりの対価を払う必要のある方々を無報酬でも動かすものとは?!
その出発の意志の代表である
「ナイチンゲール」について、前回の続きです。
ナイチンゲールは、気学でいうと、九紫火星を本命に持つ生まれです。
白衣の天使で、優しいイメージが強いと思いますが、いやいや、実際は、熱血の社会起業家でした。
上の写真のような華やかな社交界の世界で生きる事もできたナイチンゲールでしたが、一転して、下のような環境に身を置く決断をします。
そう、当時は、首になったメイドや未亡人の行き着く先としてあった看護の世界へ。
ナイチンゲールは、そんな看護の世界の規定を大きく変えます。
どちらの道を選択するするかで、大勢の人がは迷いますますが、ナイチンゲールは、選択ではなく、道なき未知の世界の開拓を初めましまた。
選択するのではなく、道を開発し、選択を創る生き方に挑みました。
そして、奴隷のようであった看護婦の意識改革に成功します。
自分なんて役に立たない、生きる価値のない人間で、それでも食べていかないといけなく看護婦をしていると言う出発のアイデンティティを根こそぎ、変革しました。
そんなアイデンティティであった看護師に、誇りと生きる勇気を与えたナイチンゲール。
そして、時代は、クリミア戦争へ突入します。
先鋭部隊を引き連れ、現地に向かったナイチンゲールを待っていたのは!
不衛生極まりない病床環境と
必要な薬品があるのに使用できない理不尽な制度、
そして、これに疑問を持たない権力を持った軍医たち
そんな軍医や制度の理不尽さに屈せず、九紫火星の熱血で、戦い続けたナイチンゲール。
必要な消毒薬がそこにあるのに、決まりで開けられない状況の中、強行突破の行動も起こし、ルールは破ったり!
この辺りの行動力は、潜在能力の三碧木星の働きも強いかと。
看護は、今では当たり前の概念ですが、環境をつくる事も大切な役割である事も明確にしました。環境の改善で、死亡率が大幅に下がる事も証明したナイチンゲール。
当時の施設は、糞尿の処理もされない汚泥まみれの不衛生な環境でした。
どんなに元気な魚も、汚染された海で、いくら頑張っても、死んでしまいます。
ましてや、戦争で、負傷した兵士達なら、尚更の状況でした。
そんな見えない環境が、人に与える影響も明確にし、問題を発見し、改善策まで見出し、行動も起こし、結果も出したナイチンゲールです。
これだけでなく、物資供給が足りず、軍医は、問題ないと国に報告をあげ、理解を得られない状況にも屈せず、自ら資金を調達する道を開拓し、沢山の命を救ったナイチンゲール。
七赤金星の環境縁も上手く活用しながら、道を開く智慧のある九紫火星であり、社会起業家でした。
人に影響を与える環境。
それは施設の環境という次元から、経済や政治のプレート、そして、どのような時代であるのかが無意識に、人の人生の生き方に影響を及ぼします。
それは、改革、革命です。
どんな障壁、当時の常識や制度にも屈せず、道を拓く革命家の人生を歩んだナイチンゲールです。
体力には欠ける九紫火星であり、疲労が蓄積し、病に倒れます。
それでも、尚最期まで、執筆活動を続け、研究を重ねたナイチンゲール。
さすが、九紫火星です。
続く〜