西洋医学と東洋医学から、次の時代の医療へ①
おはようございます。
土用期間だけあり、季節外れの暑さが訪れたかと思えば、冷んやりの今週、本日は、雨も強いですね。
通勤、通学、お疲れ様です。
こうして、人間が快適に生活する事を優先に考えると、混沌とした土用の作用ですが、宇宙自然のメカニズムには、欠かせないこの土用。
体調不良や病気の症状が悪化する人も出てきます。
そんな時、東洋の叡智は、何が大事じゃ！と語るのか？
人類史が始まり、人間は、誕生の生を迎えると、そこには、必ずペアで、死が生まれました。生の裏に、必ず死がある世界と歩んでいる私たち人類です。
大切な家族と、いつまでも一緒に楽しく過ごしたい。自分も、苦痛なく、元気に過ごしたい！と誰もが願い、どんな権力者も、老いや死の恐怖を逃れる事は出来ず、不老長寿を願い必死であった事は、歴史が語ります。
どんな人にも、平等に訪れる病や老い、そして、死。
私は、看護師として、死へのプロセスを歩む方々の悲痛な叫びを身近で、いつも感じていました。
どんなに実績や権力や偉業を成し遂げだ人も、死を前にすると、社会的な威厳の鎧は崩れ去り、ただただ、死の恐怖や体の苦痛と対峙する別人に変わります。
どんなに、お金があっても、どんなに権力があったとしても、その苦痛や恐怖から逃れ事
、それを超える事が出来ません。
その苦痛から、いかにして、心穏やかに、そして、体も健やかに生きられるかという問いで、発展してきたのが、宗教や医学です。
医学は、大きく分けて、2種類あります。
西洋医学の方が、皆さんは、馴染みが深いと思います。それは、巨大な明確な論理のパワーで、発展を遂げてきたから。
西洋医学や科学技術の出発は、共通していて、自分という人間を知りたい！物が、何で成り立っているのか知りたい！宇宙を知りたい！というあくなき好奇心と探究心でもあります。
リンゴが、何で構成されているのか、分けて、分けて、分けて、緻密に分析してきた結果、明確な論理の共通土台を打ち立てる事に成功し、現代の強烈なパワーを持つ西洋医学が台頭しました。
抗生物質の発見や手術技術の向上など、人類の命を多く救うことに成功しています。
死因の多くを締める癌という病気も、今は、発見の技術も向上し、早期で治せる事も可能な時代。
癌＝死という概念ではなかなってきていますが、その響きは、人間の心には、多大な影響を及ぼします。
そして、再発の恐怖も、患者さんを襲います。
再発への精神的恐怖、体に負担をかける身体的苦痛、働けなくなるという経済的苦痛。
この三重苦を西洋医学だけでは、越えらません。
なぜなら、西洋医学は、根本治療ではなく、あくまで、対症療法だからです。
人間に、不利益な病気や症状が出たら、それを取り除いたり、症状を感じさせないようにするのが、西洋医学。
なぜ、癌が、このタイミングで発生したのか？なぜ、今、熱が出ているのか？
感染源の特定など、その原因をみる事はしたとしても、その原因をつくる人間に対するアプローチは出来ません。
そもそも、細胞とは、本当に何なのか？癌とは、一体、何であるのか明確に分かっていません。放っておくと悪化し、命の危険があるため、手術で除去したり、放射線や化学療法で抑え込みます。対症療法に特化した世界が、西洋医学です。
でも、病気や不調の原因を作る根本にアプローチしない限り、形を変えて、病気は、再発します。
西洋医学が良いとか悪いという話をしているのではありません。
大切なのは、西洋医学の強みと弱点を理解し、道具として扱える私たちになれるのかということ。
では、東洋医学とは、何なのか？その強みと弱点とは？
そして、西洋医学と東洋の医学を上昇させるこるからの医療とは？
次回に、続く〜
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