七草粥の秘密

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今日は、1月7日、七草粥の日ですね。

小さい頃、朝、起きるとお粥が炊かれていて、家族の誰かの調子が悪くなったのかな?とドキドキした事を思い出します。

胃腸を休めて、無病息災を願う日なんだよと教えてくれた祖父母。

90歳をこえても、今も尚、元気に畑に出て、写真のほうれん草を作ったりとシャキシャキしていて、その溌剌とした姿の中に、深く刻まれた悲しみを垣間見る瞬間、胸が痛みます。NohJesuに出会い、今の教育では伝えられない歴史と深く出会った事で、全ての人類歴史が繋がり、戦争を乗り越えた大和魂の命を懸けた強さと懇切な涙も知り、祖父母が語れない悲しみも知りました。2016年は、その涙が、美しい涙に昇華される時!

そうそう話を戻しまして、

1月7日は、「人日(じんじつ)の節句」という五節句のひとつ

ちなみに、五節句とは、1年に5回ある季節の節目の日(節日)のことで、1月7日(人日)、3月3日(上巳)、5月5日(端午)、7月7日(七夕)、9月9日(重腸)を指します。

古来、日本には、雪の間から芽を出した若菜を摘む「若菜摘み」という風習があり、そして、中国では、前漢時代に

元旦は鶏、2日は狗(犬)、3日は猪、4日は羊、5日は牛、6日は馬、7日は人、8日は穀と、それぞれを占って新年の運勢をみると共に占いの対象となるものを大切に扱っていた文化がありました。中でも、今日は、人を大切にする『人日』問い節句です。

また、唐の時代には、人日の日に七種類の野菜を入れた汁物「七種菜羹」を食べて、無病息災を祈ったそうです。

これらが、日本で融合した『七草粥

人日の今日、仕事も始まり、慌ただしい日々とも思いますが、こうして古来の人の思い、占いに自然の摂理と生き方をみた叡智や人類の探究心感じ、今、ここ、心落ち着かせ、友達の節目と出会った今日、自分自身も含めて、人と人が出会える人美を感じてました。