白鶏冠の思い
今日もたくさんの意志との出会いに感謝
昨日は、音香先生が伝授される四大名欉の一つである『白鶏冠』とクリスタルボールに出会いました。
世界遺産でもある
武夷岩茶制作技芸伝承人(日本でいう人間国宝)劉宝
『白鶏冠』は、まさしく慈愛そのもの。包み込む温かさに、なにか寂しげな風合い。形として存在し、近くで温もりを感じるというよりは、存在は感じられない中で感じる愛そのもの。悲しげな風味には、伝説がありました。ヒナを守り死んだ白い鳥がいたそうで、そこに生息したお茶が、『白鶏冠』。形として顕現しない愛を、その意志を、私達は日常で、どれくらい気付き、感じれらるのでしょう?
お茶と出会うプロセスも興味深かったです。茶器をお湯で温める事は、紅茶とも共通してますが、全体をお湯で、くぐしたり、急須全体にも、お湯かけるのは、中国茶ならでは!!部分ではなく、全体の調和を美とする東洋思想に感動しました。
こんなにも、静観した時間は久しぶりです。言葉は要らない、それでも、参加した方々と繋がる不思議な感覚になりました。音香先生のクリスタルボールも相じて、無の世界へ誘います。シンプルな事だからこそ、ごまかしも効かない自分自身の心が全て映し出される世界。こうして自己と向き合い、わびさびの中で、日常を愛でた日本人、東洋の心に触れる事ができた一時でした。
次回は、さらに、無限大貴重な『大紅袍』!!今から、楽しみです♫